キャンペーンやイベントの開催情報を直接顧客のもとに届けられるダイレクトメールは、今や企業にとってビジネスに欠かせないツールのひとつです。ダイレクトメールで紙製の封筒や直接印刷できない素材の封筒を使用する場合、宛名シールを貼る方法が一般的です。光沢感のあるシール台紙に整然と文字がレイアウトされた宛名シールを貼って送れば、企業のイメージアップにつながります。
宛名シールを普段使っている表計算ソフトや文書作成ソフトを用いて、自分で印刷する方法もあります。しかし印刷業者に頼めばお任せで済むため楽で、なおかつ仕上がりがきれいです。企業イメージを高めたいなら、印刷物ひとつにも気を配りましょう。印刷にかかる手間と時間を他の業務に充てることで、業務の効率も向上します。
気を付けたいポイント
郵便物は、悪天候の中を配送されることも考えられます。文字のにじみや泥汚れなどを避けたい場合、水濡れや汚れに強いラミネート加工された紙を使えば、雨や泥汚れなどにも耐えられ、きれいな状態でお客様のもとに届きます。他の郵便物や人の手が触れることによる摩擦でも印字がすれてしまうことがありますが、ラミネート加工をすれば摩擦にも耐えることができます。
宛名シールは、ダイレクトメールが届いたお客様が封筒とともに最初に目にするものです。最低限のマナーを守って、不快感を与えないような印象にすることが大切です。住所や氏名などのフォントデザインや文字の配置は、誠実さが伝わるように、あくまでシンプルで読みやすいものになるように心がけます。ただし、ダイレクトメールの内容や事業内容によってはやや砕けたデザインにしても良いでしょう。
ダイレクトメールに貼る宛名シールの活用法
宛名シールは住所や氏名を書くばかりではなく、工夫次第でさまざまな活用法があります。例えば企業独自のロゴマークがあるなら、宛名シールに印刷して顧客にアピールする方法があります。特に企業ロゴの入っていない無地の封筒を使う場合には、ぜひ取り入れたい方法です。小さいイラストやデザイン性のある企業ロゴは、顧客の目に留まりやすいため強く印象づけられます。
さらに、会員番号や抽選番号などのナンバリングを、宛名シールに入れる方法もあります。バーコード料金割引を受けたい場合は、バーコードの印刷も宛名シールでできることがあります。どのようなオプション印刷が可能なのか、依頼する印刷業者に相談してみると良いでしょう。